次世代の粉体混合機による全量排出
粉体原料を混合する人にとっては、全量排出の技術は非常に魅力的です。「混合機が100%自動で空っぽになれば、洗浄は不要です」。その場合、コンタミのリスクは除外されるでしょう。
粉体混合技術の概要を知れば、工業的に使用可能な混合原理はすべて、実はずっと以前に発明されていたという印象をすぐに受けるでしょう。今日、世にある粉体混合機の違いはせいぜい、メーカーごとに少しニュアンスが違う程度でしょう。
この考え方は原則的には正しいですが、例外もあります!amixon®は継続的な開発を通して、「製品を完全に排出する」という混合機業界の目標をほぼ達成しています。
amixon®では以下のような粉体混合機の開発を続けています。 タテ型のミキシングシャフトは、「オペレーターが簡単に扱えるようにする」という目標を追求しています:
- 処理の難易度に左右されない理想的な混合品質
- 混合した原料を完全に排出する
- 優れた衛生性
- 簡単な操作
- 長寿命、低騒音
- より経済的 な資源消費
混合は、3次元的な対流によって理想的に行われます。
タテ型混合機は、議論の余地がないほど高性能です。混合機のヘリカル状の混合翼は、垂直に取り付けられた軸を中心に回転します。その際、混合原料は容器壁面を上昇し、上方に到達すると、今度は重力に従ってミキシングツールに沿って容器中心部を下降します。
amixon®の混合機ではミキシングツールは通常ゆっくりと回転します。その周速は通常、わずか0.8〜2.5 m/sです。これがamixon®の精密混合機が特に穏やかに原料を混合できる理由です。通常、混合原料の粒度やテクスチャーが変わることはありません。もうひとつの大きな利点は、ミキシングツールが上方からのみ取り付けられ、駆動することです。これにより、最高の衛生要件を満たし、事実上メンテナンスフリーです。
標準的な混合機のミキシングツールは、容器の壁に90°の角度で固定されています。
しかし、標準的な縦型ミキサのユーザーが不利な点を受け入れなければならないケースもあります:流動性の低い混合物(特に微分散している、または湿っている/グリースが多い)の場合、排出後に残留物がミキシングツールに付着することがあります。この場合、混合容器を完全に空にすることは不可能です。ミキシングツールを高速回転させても解決しません。
SinConvex®と SinConcave®は従来のミキシングツールをさらに発展させた高効率なツールです。ヘリカル状のミキシングツールの傾き(α)は約20°です。
amixon GmbHの革新的なソリューションの登場です。amixon®の次世代型混合機では、ヘリカル状のミキシングツールを内側または外側に傾けることができます。この方法で混合効率が向上することは、研究によって明らかになっています。さらに、この設計は排出効率をかなり高めることができます。例えば、大きさ2m³のamixon®の円筒型ミキサで粉ミルクを混合したとしましょう。排出後の容器内残量はわずか240グラムです。これは99.983%の排出率に相当します。
ComDisc®は、残留物の排出のための特に優れたツールです。
容器底部に残った製品は、ComDisc®で効率的に排出できます。結果的に容器内の残留物は、わずか数グラム程度になります。この新世代のamixon®の混合機には、3つの利点があります:
- 混合機は10〜100%までの幅広い投入量で運転できる。
- 一台のamixon®の混合機で、非常に穏やかに均質化することも、同時に強力な解砕をすることもできます。液体添加物を粉体中に微細に分散させることもできます。amixon®の精密混合機1台で製造の様々な処理に対応できます。
- 実際には、残留物を徹底的に排出することは、原材料の節約、洗浄の労力と時間の削減に繋がります。製造工程におけるコンタミの恐れもありません。製品収率の改善、原料ロスの削減、廃棄コストも節約できます。これは環境保護と資源保護への大きな貢献です。
ComDisc®ツールはミキシングプロセスでは機能しません。ミックス中に浮遊しています。最終的に粉体を空にするときだけ、床面に接触し、理想的に混合された粉体の残渣を取り除きます。ComDisc®ツールは特に耐摩耗性に優れています。食品に安全な素材でできています。
amixon®本社での工場見学にぜひお越しください。混合テストと工場見学にお客様をご招待いたします!お気軽にご連絡ください。
- 粉体混合の専門家が40年以上にわたって開発した広範なソリューションの数々
- 極めて精度の高い混合品質
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